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 惜別 井笠鉄道(井笠バス・廃止) (その1)

井笠鉄道バスが2012年10月31日限りで事業廃止となり、翌日から中国バス、北振バス他のバス会社に引き継がれた。
ラストランの状況や思い出の写真を順次、紹介していく。

笠岡編

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旧鉄道本線(1971廃止)を引継いだ井原~山王~笠岡線(笠岡駅北西)
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笠岡~坪生~福山線(笠岡駅北西)
水色の塗りがおでこにあるのは目立つが、よく見るとフロントガラス下にもある
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井原~七日市~笠岡線(笠岡駅)

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広東循環線(笠岡駅)
茂平循環から帰着直後。経営破綻発表の10月12日以降、窓口が開かれることはなかった。

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広東循環線(笠岡駅西跨線橋)

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 笠岡~坪生~福山線 この日の最終便が到着(笠岡駅北)

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笠岡~国道~福山線(生江浜)

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里庄~分庁舎線(岡山県備中県民局井笠地域事務所)
1日1往復。利用客は2名だった。
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笠岡市中心部は古い町並みが一部に残り、懐かしい雰囲気がある。しかし、駅周辺の商店街は壊滅状態に近く、かつて映画のロケも行われた町並みも急速に姿を消しつつある。かなりまとまった空地があったので、最初は土地区画整理の更地と思ったが、「売地」の看板に計画的な中心市街地の再構築に着手されていないことがわかり、愕然とした。
笠岡市のこれまでのインフラ整備は、機能性よりモニュメントなど見栄えに重点をおいたバブル期のJR笠岡駅前広場、市街地から離れた笠岡湾干拓のスポーツ施設・公園などが代表的なものである。商業施設や事業所の集まる駅南側や駅から離れた富岡湾干拓地・美の浜埋立地など駅近傍の新市街地旧塩田地区には、運動公園が作られたにすぎない。来年4月以降、路線バスの再編が行われるが、現在の都市構造の弱点を抱え込んだ路線配置となり、利用が進まず運行効率も悪く、失敗の繰り返しとなるかもしれない。
路線バス、コミュニティバスが、幅広い利用、効率的な運行といった観点からルート設定されるのは常識である。衰退傾向の顕著な笠岡市の場合は、このような現状追認型の対応にとどめず、長期的な都市機能の再配置をバス運行コスト・収入も考慮に入れて進めていく柔軟な発想が必要となるだろう。
 
2013.2.9一部修正
 

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井笠鉄道株式会社本社

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